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こんな自覚ありませんか

不具合の原 

股関節周囲の重要性

股関節の不具合が発生するまで

先天性股関節脱臼

臼蓋形成不全

変形性股関節

股関節の治療


 
 


先天性股関節脱臼
Congenital Dislocation
Of The Hip


 特別な外傷や感染症とは関係なく、生まれながらにして、股関節の関節包内で大腿骨頭が脱臼しているものをいいます。
 原因は諸説ありますが不明です。
 発生頻度は出産1000人に1人の割合であるといわれており、1:5以上の割合で女性に多くみられます。
 乳児期の治療法として、股関節を開いたまま装具固定することで自然整復させる方法がとられています。

 大人になって、股関節の不具合が出た際に、親にそのことを話してみたら、乳児期などに先天性股関節脱臼の治療を受けていたことを初めて聞かされたといった例がよくあります。
 また、開脚がしにくいために、「体が硬い」と思い込んでいるケースもよくみられますが、無理に開脚したり、膝を開くようなストレッチングは避けるべきです。



  

臼蓋形成不全
Congenital Dysplasia Of The Hip


 

 臼蓋が生まれつき浅いもので、大腿骨頭の位置は正常であったり亜脱臼の位置にあるものをいいます。
 原因は諸説ありますが不明です。
 発生頻度は出産1000人に1人の割合であるといわれており、1:5以上の割合で女性に多くみられます。
 大人になって、股関節の不具合が出た際に、病院でレントゲンを撮ってみると臼蓋形成不全であったことが分かる。あるいは、臼蓋が生まれつき浅いといった説明を受けることが多いようです。

  また、先天性股関節脱臼と同様に、開脚がしにくいために、「体が硬い」と思い込んでいるケースもよくみられますが、無理に開脚したり、膝を開くようなストレッチングは避けるべきです。





 

変形性股関節症
Osteoarthritis Of The Hip


 加齢現象以外に原因が見出せないものを一時性変形性股関節症、
 先天性股関節脱臼治療後の変形・臼蓋形成不全・大腿骨の頚体角異常・Perthes病・外傷(骨折や脱臼)その他の関節疾患後に漸次発症して起こるものを二時性変形性股関節症として区別します。
 わが国では大多数が二時性変形性股関節症です。
 中年以降の女性に多くみられます。
 初期には、わずかな障害、すなわち起立歩行時の股部、お尻あるいは脚の疲労感を訴えることが多いのですが、漸次関節の疼痛と可動域制限が加わってきます。
 疼痛は起立歩行時に出現し、歩行につれて漸次減少または消失し、なお歩行を続けることによって増強し、起立歩行しえない状態にまで至ることがあります。
 進行すれば股関節の可動制限がすすみますが、完全に不動となることはありません。

 

こんな自覚症状はありませんか


股関節の不具合はありませんか?
腰痛を繰り返す方の中に以下のような症状をお持ちの方はおられませんか?

 

 子供の頃からアグラをかいたことがない 。
 アグラをかいて座ると、片方あるいは両方の膝が浮いている。
 子供の頃から開脚が苦手で、体が硬いと思っている 。

 
 股関節の内部でひっかかったような感じになり、上手く動かしてコクッとなると元通りに動かせるようになる 。

 
 
不具合の原因 

 
 上記のような症状の原因として挙げられるのは
 
  
?@ 先天性股関節脱臼の経験臼蓋形成不全 

  
?A 変形性股関節症
   ?B 股関節周囲の筋肉が緊張短縮している

 ?@や?Aといった要因があっても、股関節周囲の筋肉の状態が良けえば痛みや関節内での引っ掛かりなどは生じないことが多いのですが、生活習慣の変化や運動不足などがきっかけとなって股関節の 不具合が、ある時期から急に発症するといった事例が多くみられます。
 このようなケースは特に中年以降や運動をやめて数年以内にあらわれるといったパターンが多く、股関節周囲の筋肉の状態
を改善することで症状を出さないようにすることができます。
 改善の可能性があるかどうかは、コンディショニングの後の状態をよく観察すれば判断できます。
 
 
 股関節周囲の筋力の重要性

 
 
 以前には無かったのに、ある時期から股関節あるいは脚に不具合を感じるといった場合、原因としてお尻(股関節周囲)の筋肉の短縮もしくは筋力低下 が指摘できます。

 つまり、もともと存在していた股関節の不安定性(先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全)や、加齢にともなう変形性股関節症は、 活発に動いていた時期には股関節周囲の筋肉で覆われて 安定しています。

 ところが、股関節周囲の筋力が低下してくると、股関節は不安定となり、 危険信号として股関節自体の運動痛 」 や 「 可動域の制限 」あるいは、脚や膝といった少し離れた部分に症状が現れ始めるといったパターンが多くみられます。

 さらに、このような股関節の問題をお持ちの場合、「 腰の痛みを繰り返す 」というケースもよくみられます。これは、股関節が不安定であるがゆえに生じる、独特の歩行姿勢が引き金になっていると考えられます。 
 この場合は、
通常コンディショニングと併せてコア・トレーニングで理想的な歩行姿勢を練習すると改善が早まります。
 
 

股関節の不具合が発生するまで

 股関節に痛みが出るまでの経過には共通するパターンがみられます。
 

  
子供の頃に先天性股関節脱臼があったが、乳児期などに装具固定で改善されていた。

 
体が硬いと思っていたくらいで、特に生活上の不便がなく過ごしてきた。

●続けていた運動をやめてしまった
●階段を使用しないマンションに引っ越した

●何らかの理由で出歩くことが少なくなった

股関節周囲の筋力低下が生じた。

 股関節の 運動痛・可動域の制限 ・繰り返す腰痛
といった症状が出てくる。

 
 
股関節の治療方針

 
● 股関節を覆う筋肉の強化。
 股関節の痛みは、周囲の筋肉の筋力強化によって治まるケースが非常に多くみられます。
 可動域制限があったり運動痛がある場合には、股関節に痛みの出ないトレーニングを選択しつつ股関節を安定化する筋肉を強化したり、痛みの原因となっている筋肉の緊張を改善させる必要があります。
 
● 股関節を覆う筋肉の緊張・短縮を回復させる。
 筋肉は普段からお手入れをしていないと、緊張、短縮した状態から自力では元に戻れない状況に陥ってしまいます。
 自力では元に戻れない筋肉の緊張や短縮を回復させるには専門家によるコンディショニングが必要になります。
 
股関節の柔軟体操を無理に行なってはいけません。
 先天性股関節脱臼の経験があったり、臼蓋形成不全では、開脚や膝を開くような動作がしにくくなっています。
 これは、股関節が不安定であるがゆえに、身体が無意識で股関節を危険から守ってくれている
結果です。一般にいわれるような「体が硬いから」ではないのです。
 ですから、柔軟体操(ストレッチング)を行なう際には、目的の筋肉以外の部分にイヤな痛みが出ないような方法を選択するべきです。 

 
 

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