つま先重心を多用することのデメリット１・・・脚の疲れ
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| 「つま先重心」 では、足首が背屈してしまわないように、足の指を曲げる力やつま先を下ろす力を常に入れている状態ですので、立っているだけで ふくらはぎ や 足裏 の筋肉が疲れます。 |
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人によっては、このような部分の筋肉がパンパンで、腫れたように膨らんでいたり、カチカチに硬くなっています。また、
ふくらはぎ や 足裏 がつりやすくなります。
このような重心の掛け方、歩き方は、膝を痛める原因にもなります。
意外に思われるかもしれませんが、日常的に「足の親指の根元（母趾球）」に重心を偏らせておくというのも、「つま先重心」 と同じことで、ムダに疲労してしまうことになると考えられます。 |
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つま先重心を多用することのデメリット２・・・腰背部の緊張
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| 「つま先重心」は背中〜お尻の筋肉の緊張を引き起します。 |
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重心が足の前方にあれば、体は自然に前方へ倒れるはずです。
それでも体が前方へ倒れずに立っていられるのは、腰背部やお尻あるいは大腿後面の筋肉がそれを止めてくれているからです。これはバランスをとって立つために無意識下で働く作用ですので、気付かずにやってしまっています。
ということは、日常的に「つま先重心」であると、腰背部あるいは人によってお尻あるいは大腿後面の筋肉が緊張し続けることになります。
その結果、腰痛が頻発したり、立位体前屈が不得意になると考えられます。
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つま先重心を多用することのデメリット3・・・「不良姿勢」の形成
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| 上記デメリット2のように、「つま先重心」によって体が前方へ倒れないように立つ方法は二種類かんがえられます。 |
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腰を反らして、上体の重みを後方へ移すことで、体が前方へ倒れないように立つ方法です。 |
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正確には骨盤を後傾させる方法ですが、そうして膝が少し曲げて、「空イス」をしているような形になることで、体が前方へ倒れないように立ちます。 |
| しかしながら、これらの姿勢は「不良姿勢」とよばれる姿勢で、歩行時の不具合（よくつまづくなど）や、からだにさまざまな不調（腰痛や膝痛など）を生じる原因となります。 |
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疲労を抑えて立つ、歩く際のポイント
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1. 「脛骨」 に重心を乗せること。
2. 「土踏まず」
に重心を乗せること。
3. 足首の 「力み」 を抜くこと。
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＊このような重心の掛け方は、
○ 椅子からの立ち上がり
○ 階段の昇り
○ 長時間の歩行
○ 自転車で坂道を登る
といった場面で利点を実感することができるでしょう。
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